9月27日(日)に開催された「神戸新聞杯」(G?)を制したリアファル(牡3)は、芝2戦目にしてダートから芝替わりを見事に成功させた。距離延長や芝の適性が不安視されていたリアファルだが、スタートからハナをきって快調に逃げ、上り最速を出した2着馬のリアルスティール(牡3)とは上がりタイムたった0.1秒差と驚異の脚を見せた。ゴール前も流して鞍上のC.ルメール騎手もそのスタミナに驚いた。「スタミナがすごい。菊花賞の3000mも問題ない」とルメール騎手のお墨付きを得たリアファルだが、本番菊花賞でも期待に応えることはできるだろうか?
リアファルの血統
リアファルは父ゼンノロブロイ、母クリソプレーズの血統で、兄にジャパンダートダービーを勝ったクリソライト、母の弟にJCダートを勝ったアロンダイトがいる。リアファル自身も地方競馬の兵庫チャンピオンシップ(G?、園田)で2着に健闘しておりダート馬としての素質は十分ある。しかし2走前の準オープン戦では初芝にもかかわらず後に重賞を勝利しているアズマシャトル(牡4)や古馬をおさえて優勝を果たした。今回神戸新聞杯ではクラシックの主役を務めたリアルスティールをも破って重賞を勝利し、改めて芝での強さを証明した。これまでに困難とされる壁を乗り越えてきたこの馬なら菊花賞の3000mもこなしてくれるのではないかと期待感が高まる。
ルメール初の菊
3度目の騎乗となるルメール騎手とのコンビも楽しみだ。これまで数多くのG?で活躍してきたC.ルメール騎手だが菊花賞は初挑戦となる。9月20日に開催されたローズSではタッチングスピーチ(牡3)で豪快に差し切って勝利し、秋華賞への切符を手に入れた。心強い鞍上を背に、新星リアファルが最後のクラシック一冠となる菊花賞制覇を狙う。
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