いよいよ秋競馬もクラシック3冠の最終戦「第76回菊花賞」(京都、10月25日)を迎える。菊花賞の登録馬は今月12日に発表されたが、そこに今年のダービー馬・ドゥラメンテの名前は無かった。2冠馬による回避は残念なニュースではあったが、代わってダービー4着馬のリアルスティール(牡3、栗東)が主役候補に名乗りでた。デビューから乗り続けている福永祐一騎手を背に悲願のG?制覇を狙う。
ダービーからの休み明け初戦の神戸新聞杯では、ダートからの新星リアファル(牡3、栗東)に敗れて2着に終わった。骨折明けということもあったが上がり最速の34.0秒をマークし、トライアルとしては合格点といえる内容だったのではないだろうか。
春は皐月賞でドゥラメンテに破れ2着に、その後はダービーで4着に破れてクラシックでの勝利を掴めずにいる。最終戦である菊花賞では最大のライバル・ドゥラメンテも不在でいよいよチャンスが回ってきた。「ライバルがいないから獲れる可能性がある」というのも少々情けなく聞こえるかもしれないが、チャンスであることには変わりない。このまま無冠で秋競馬を終わらせるわけにはいかない。ここで狙わずしていつ狙うのだ。
しかし、強敵がいないわけではない。前走の神戸新聞杯で負かされたリアファルもダートから芝へ代わってから次で3戦目となる。前走ゴール前でもまだ余裕があり、底を見せていない。秘めたポテンシャルを持っているという点ではリアルスティールよりも楽しみな一頭ではある。この2頭の2回戦も非常に楽しみな見どころである。
その他にも、ダービー馬2着のサトノラーゼン(牡3、栗東)も菊花賞に出走予定だ。こちらは同じトライアルレースであるセントライト記念(7着)を叩いて本番へ臨む。叩いて良化するタイプなだけに2戦目となる菊花賞は好走する可能性が高い。セントライト記念を優勝したキタサンブラック(牡3、栗東)は父ブラックタイド、母父サクラバクシンオーと長距離適性に不安があり、血統的にも嫌われそうな存在だがこれまで多くの競馬ファンの予想を良い意味で裏切ってきた馬なだけに怖い存在でもある。
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