今週末はいよいよクラシック三冠の最終戦、「第76回菊花賞」が京都で開催される。今年は皐月賞、日本ダービーと二冠を制したドゥラメンテ×M.デムーロのコンビが競馬業界を盛り上げた。JRAの正式な騎手としてまだ1年も経っていないうちに二冠を制するとは、デムーロ騎手の強さには恐れいる。
さて、最終戦となる菊花賞だが二冠馬ドゥラメンテの名はそこには無い。ダービー後に骨折が判明し、最期の一冠は見送ることとなった。皐月賞で2着、日本ダービーで4着と健闘するも立て続けにクラシック制覇を逃してきたリアルスティール×福永祐一のコンビにとって、最大のライバルが不在となる今年の菊花賞はまたとないチャンスであろう。
しかしこれまで幾度と無くクラシックに挑戦してきた福永騎手だが、優勝したのはエピファネイアで’13年菊花賞を勝った1勝のみ。クラシックレースで2着に6回入着しており、馬券に絡むという意味では優秀な成績であるが”勝ちきれない”印象が強い。今年はリアルスティールという良い馬に恵まれたが、重賞での成績は【1-3-0-1】と相変わらず勝ちきれない印象が強い。今年の菊花賞は宿敵ドゥラメンテがいないとは言え、前走で負かされたダートから芝へと華麗な転身を果たしたリアファルや、日本ダービー2着馬のサトノラーゼンなど強者が揃っている。さらに3000mの長距離戦という条件のもとでは十分に能力を発揮できるかわからない。長距離適性の不安は全ての馬に言えることなので条件的にはイーブンだが、騎手の力量が問われやすい同レースで”勝ちきれない”騎乗の多い福永騎手に重い印は打ちづらい、というのが筆者の正直な感想である。
馬券を購入する競馬ファンとしては2着で固定するといった買い方や、複やワイドで買いやすいので有りがたいといえば有難い。今週の菊花賞においても馬券に絡んでくる可能性は高いとは思うが、”アタマはない”という予想を根底に馬券を組んでいきたいと思っている。
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