セントライト記念(1?3着)
- 【1着】キタサンブラック(北村宏司)
- 【2着】ミュゼエイリアン(横山典弘)
- 【3着】ジュンツバサ(石橋脩)
神戸新聞杯記念(1?3着)
- 【1着】リアファル(C.ルメール)
- 【2着】リアルスティール(福永祐一)
- 【3着】トーセンバジル(四位洋文)
セントライト記念はペースが36.4-35.0、勝馬のタイムは2:13.8。例年よりもスローペースで先行馬2頭が連対を果たした。一方の神戸新聞杯もペースが36.5-34.1、勝馬のタイムは2:26.7。こちらもスローペースで勝馬は逃げ切り勝ち。菊花賞トライアルの2レースの結果からも先行勢はマークされる展開となりそうだ。
セントライト記念組
キタサンブラック
単騎マイペースで道中無駄なエネルギーを使わないで走れたことで展開がハマった。力でねじ伏せたというよりは鞍上の北村騎手の省エネ逃げがファインプレーだった。菊花賞ではあまり参考とならない特殊なレースで、依然として距離の不安、血統的な不安、京都適性の不安などは残る。
ミュゼエイリアン
逃げも捲りもできる馬でセントライト記念では結果的に逃げが功を奏して2着に粘れた。後方がごちゃついたおかげで前でスムーズに競馬ができた。縦長になりやすい菊花賞でもいい位置で落ち着いて走りたい。パドックではアタマは振るは尻尾は回すはでやんちゃな一面もあるが、いざレースになるとキチンと走る。スクリーンヒーロー産駒は血統的にも3000mはこなせそうだ。
ジュンツバサ
セントライト記念では直線で条件馬の勝負根性を見せ3着に粘り込んだ。いいモノを持っているが「状況を見てから考えたい」という勢司調教師のコメントからも、本番菊花賞を使うかは不明。まだキャリアも浅いので多くの可能性がある馬。
神戸新聞杯組
リアファル
芝2戦目にして見事にダートから芝替わりを成功させ重賞初勝利をあげた。逃げたにもかかわらず、最速の上がりタイムを出した2着馬のリアルスティールと0.1秒差で、最後も流してまだまだ余力を残していた。まだ見ぬ未知な部分が菊花賞への期待を高めさせる。
リアルスティール
勝った逃げ馬と0.1秒差で自慢できるタイムではないが、骨折明けの試走での上がり最速は悲観する内容ではない。「京都はディープ産駒の庭」と言われるくらい合う舞台だが長距離の不安は度々指摘されている。トライアルでは合格点をあげたが本番ではどこまでこなせるか。
トーセンバジル
後方から行って上位入選した唯一の馬でしぶとさを見せた。鞍上の四位騎手の馬群捌きも光り、初コンビだが相性は良さそうだ。1回叩かれてコンビ2戦目となる菊花賞で良化期待。4歳から強くなったハービンジャーの産駒で初年度世代なだけに今後どう成長していくのか注目も集まる馬。
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